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今年の打ち納め

 先ほど、囲碁の師匠の所で、今年最後の囲碁を打ってきました。
 師匠から囲碁を教わるようになって、約1年。はじめは、9子のハンデから、今はひとつあがって8子。
 「こんなに石を置かせて、普通に打たれたら、上手が勝てるわけがない」
 いつもそのように言う師匠の打ち手には、無理がありません。いつもいつも、なんだかよくわからないうちにやられている感じです。
 私は、師匠と、亡くなった父のほかとは、ほとんど打ったことがありませんが、その数少ないほかの上手の人と打った経験では、このような打ち方をする人はありません。強引な手を使って勝ちにくるという感じです。
 師匠によれば、囲碁のコツは、いかに相手に手を渡すか、というところにあるのだそうです。
 たしかに、師匠と打っていると、自分がどこに打ちたいのかを、問われているようなときが、何度かある。そうなると、下手としては困ったもので、どこに打てばいいのかわからなくなることもあります。そこでつまんない手を打って、勝手に悪くしていってしまうのでしょう。

 さて、今年最後の囲碁はというと、いつもよりもがんばって打てていたのですが、途中でミスがあり、逆転されてしまいます。師匠相手だと、ほんとに1つのミスが命取りなのです。
 ここまでは、いつものパターンなのですが、終盤に、師匠に見落としがあり、なんと、自分が、師匠の石を殺して、中押し勝ちということになりました。中押しとは、最後まで打たずに相手に降参させることを言います。
 「まいった!」という、師匠の声は、負けたのにもかかわらずうれしそうでした。
 自分もそのうれしそうな声を聞けてうれしかったです。もちろん久しぶりに勝てたことにも。
 師匠に囲碁を教わることができてよかった。
 囲碁の奥深さをこれほど語れる人は、自分は知らないし、勝ち負けにこだわらず、いつも自然な手で受けて立ってくれたこともうれしい。
 それに何より、戦って勝つことを教えてくれたこと。戦うことは、自分の身を危険にさらすこと。つまり、勇気を出すこと、恐れないこと。その先にこそ、勝利があるということ。これは、どんなことにも通じる、大切な真理だと思う。
 
 今年最後の囲碁は、変な勝ち方だったけど、この1年の集大成といってもいい1局となりました。
 
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勝利!!!

 囲碁の師匠、Mさんに勝ちました!!!
 7月に入って初めて勝つことができ、これで3連勝です。今度からは、ハンデをひとつ減らすことになりました。つまり、昇級ってことですね。
 しかも今回は中押し勝ち。中押しとは最後まで打たずに、途中でギブアップをさせたということです。
 囲碁というのは、最終的には陣地の大小で勝負が決まるゲームです。だから、途中で大差がつくと最後に逆転することが難しくなるので、こういうことはよくあります。最後まで逆転勝ちがある将棋とはこのあたりが違うところ。
 今までのパターンだと、最初はうまく打っていても、最後のほうで好き放題攻められて負けることが多かったのですが、今回は最後まで自分が攻めているという感触がありました。
 それと、戦って勝つことができたこと。囲碁というのは、先ほどもいったとおり、最終的には陣取りのゲームなので、なんとなくお互いに陣地を囲いあうことに終始することにもなりがちですが、そういう展開ははっきり言って面白くない。囲碁の面白さは、陣地の大小を比べることではなく、戦いにあります。
 先ほどから、何度も囲碁とは、最終的には陣地の大小で決まる、といっていますが、この最終的には、というところがミソで、実はもっと大切なことがあります。それは打っている石が生きたり、死んだりすることです。この石は、自分の陣地の境界線を作る役割があるのですが、それは生きている石でないとその役割を果たすことができません。死んでしまった石は、相手に取られて、最後に陣地の数を数えるときに、自分の陣地に埋められてしまいます。そして、とられてしまった場所は、相手の陣地となるので、石が死ぬと、その石の数の2倍が相手の陣地となるので、とても大きいのです。
 だから、囲碁のゲームの最中には、自分の陣地を増やし、相手の陣地を減らすことのほかに、自分の石を生かし、相手の石を殺すことも考えなくてはなりません。それにともなって、石の強弱という概念が生まれてきます。強い石とは、生きている石、あるいはまだはっきりとは生きていなくても、死ぬ心配があまりない石の事で、弱い石とは、何か防御策を講じなくては、死ぬ可能性のある石のことです。
 この二つの要素は、時として矛盾します。陣地をたくさん広げようと思って、いっぱいに石を広げて打つと、必然的に石は弱くなるからです。この二つの要素があることで、囲碁というゲームはこの上なく複雑になっています。
 以前の記事でも少し説明しましたが、囲碁で戦うということは、自分の石も危険にさらすということなので、勇気がいるのです。自分の石を生きることだけを考えるならばそれほど難しいことではありませんが、そればかりを考えると、石は小さく縮こまってしまいがちなので、そうする今度は、自分の取る陣地が小さくなってしまいます。だから、囲碁で勝つには、自分の石を危険にさらしつつ、相手の石の弱点を攻めながら、自分の陣地を増やしていくことになります。
 なかなかこのあたりのことを説明するのは難しいですが、相手に自分の石を攻められたときに、はい、すみません、これ以上は勘弁してください、と守るばかりでなく、ああ、あんたがここを攻めるなら、こっちはここを攻めさせてもらうよ。こちらも弱点を抱えてるかもしれないけど、あんたのここのところだって威張れたもんじゃないだろう、と主張しあうことが大事なのです。そこからは読みの深さ、大局観がものをいってきます。
 長野県内でも有数の打ち手に対して、こういう打ち方で勝てたのがうれしい(まあ、ハンデをたくさんもらっているのですが)。だんだん、囲碁らしい打ち方ができるようになりました。

ここは切る一手!

 囲碁の師匠であるMさんと、たまに囲碁を打ちます。
 フルにハンデをつけて、いまだに勝ったことがありません。何しろ、長野県内で自分に勝てる人はほとんどいないと豪語するくらいなのですから、当然といえば当然ですが、逆にこれだけハンデをつけているのだから、普通に打てていれば、こちらが負けるはずもありません。
 つまり、それだけ自分がへぼな手を打っているというわけです。
 一局打ったあとに、必ず感想戦をやってもらうのですが、そこで自分のよかった手、悪かった手を解説してもらうのです。
 そこでよく言われるのが、ここは切る一手、という言葉です。
 切る、というのは囲碁を知っている人でないと、説明することが難しいのですが、一言で言うと、相手の石を弱体化させることです。
 ところが、相手の石を切るということは、自分の石も切られるということなのです。だから、お互いに弱体化させた石のどちらが強いのか、力比べ、戦い、ということになるので、とても勇気のいることでもあるのです。
 ここは切る一手、というのは、それ以前からの手の流れが戦いを志向しているので、ここはその一歩を踏み出さなければならないときだった、といっているのです。ルビコン川を渡れ、ということですね。
 それをしなかったことが悪かったということなのですが、それはつまり、戦わなくてはならないときに直前になって逃げたということで、自分の性格の弱さを指摘されているようで、これを言われるととてもつらいです。
 せっかくこれほどの打ち手が打ってくれるのですから、勝ち負けなど考えず、思い切っていこう、といつも思ってるのですが、知らず知らずのうちにそういう弱気の手を打ってしまうこともあります。
 でも、はじめに比べればずいぶん差が縮まってきました。もうちょっとで、勝てるかもしれない。Mさんにも、強くなったといってもらえました。あとは勝って、ハンデを減らすだけです。
 

囲碁を教わる

 以前にもご紹介しましたが、隣の北相木村で2週間に一度行っている、囲碁教室に参加しています。
http://yuzuriha472.blog121.fc2.com/blog-entry-128.html
 実は今日もありました。参加者は、私のほかには、妙齢の女性お二人です。(笑)
 私は少し打てる程度ですが、女性陣は、お二人とも初心者で、試合(?)をするにはいまだ至らず、基本的なルールや、石の取り方、連絡の仕方などの講義にほとんどの時間が費やされています。
 それでも、講師のMさんの人柄のよさ、碁に対する薀蓄の深さ、教え方の熱心さなどもあり、いつも楽しい講義となっています。
 何しろ今日などは、ほとんど休憩なしで、気が付いたら2時間経ってしまっていたくらいですから、その熱気がわかるというものでしょう。
 次回は、再来週、3月6日より行います。ご興味のある方は是非、私のところまでご連絡ください。
atsushitakahashi@nexyzbb.ne.jp

 と、一応囲碁教室の宣伝をしたところで、(笑)ここからが今日の本題です。
 この囲碁教室がはじまって以来、私は囲碁熱にすっかりとらわれてしまって、たまにMさんの家に囲碁を打ちに行くようになってしまいました。
 Mさんは、アマチュアではありますが、そこらの5段、6段クラスの人にいくつもハンデを置かせてしまうくらいの実力の持ち主です。
 私が打ってもらうときは、いつも井目のハンデをもらいます。井目とは、要するにハンデをフルにもらった状態のことです。それでもまだ、一度も勝ったことがありません。(笑)
 こちらも、そう簡単に勝てるわけがないと思っているのですから、気は楽です。これが、負けても負けても面白い!
 なにしろ、Mさんの打ちまわしが美しいのです。
 Mさんの言葉を借りると、
「碁ってのはね、水が流れるように打つんだよ」
 Mさんの打ち方を見ると、この言葉のとおり、石が、まるで、水が高いところから低いところに流れるように、無理なく、やわらかく、私の石の弱いところをついてきます。
 もっと言うと、自分の意図を、私に押し付けるようなことはせず、私に「ここはどう打つの?」と訊ねつつ、「あなたがそっちに行くなら、俺はこっちを取るね」と私の言い分を聞きながら、すこしずつ勢力を伸ばしていくのです。
 そうやって、私の石をやわらかく攻めては守り、守っては攻める、この呼吸は本当に見事で、私は勝負などどうでもよくなって、この呼吸を感じ取るだけでうれしくなってしまうのです。
 Mさんの石が、まるで生き物のように私の石にからみついてくるのです。
 たいていの場合、勝負は、私の大石が取られて終わるのですが、そのあとの解説がまた面白い。
 それを聞くと、要するに私が自滅しているということがわかるのですが、それは攻めるべきところで萎縮して攻めることが出来ていなかったり、守らなければならないところで攻めていたり、あるいは、途中ではじめの意図と矛盾した手を打ったりしているということだったりします。
 それは単に技術の問題である場合もありますが、人格の問題であることもあります。今まで気づかなかった自分の欠点のようなものまで見えたりします。
 まあ、Mさんは、そんなことをあからさまに指摘するようなことはしないので、安心して思い切った手を打って、いつも大負けするのです。
 ちなみに、この間は、途中まではかなりイイ線をいっていました。とMさんが言っていました。(笑)
 次は勝って、ハンデを減らすぞ~!
小海原風景_convert_20110220224550
 最近の近所の景色です。

羽生名人、防衛おめでとう

 前回の記事では、あずきのことを心配するコメントや、メールをいただきました。本当にありがとうございます。今のところ、発作はあの1回だけで、何事もなかったようにすごしています。
 あの日の朝は寒かったことと、寝ているところを起こしてすぐに出かけようとしたために発作が起きてしまったのだと思われます。
 とりあえず獣医さんに言われたように、家の中に入れることと、なるべく安静にすることを実行しています。
 まだ100%安心することは出来ませんが、これからも近況をなるべく報告していきたいと思います。

 さて、今年の将棋の名人戦は、羽生名人がストレートで防衛となりました。羽生名人、おめでとうございます。
 私は、将棋は、一応指し方を知っているという程度なのですが、羽生さんという人のファンなのです。
 当然、自分の実力から言って、羽生さんの将棋の棋風などがわかるわけではなく、伝え聞いたエピソードから、すごい人だなあと思うのです。
 もしかすると、将棋の史上、最強の人かもしれないくらいの実績をすでに残しておられる方ですから、その実績だけ見ても十分すごさはわかるのですが、私が興味を引かれるのはこんなところです。
 羽生さんは、調子よく指せているときは、駒が笑って見えるのだそうです。
 いったいこの人は、将棋を指しているとき、何を見ているのでしょうね。駒が笑うって、どういうことなんでしょう?こんな風に、その世界を突き詰めていくと、そんな風に見えることがあるのでしょうか?
 それからとっても好きなのは、相手がミスをすると、不機嫌になるというところです。これは若いころの話で、今は違うのかもしれませんが、目の前の勝負だけでなく、もっともっと高いところを目指している気概が伝わってきます。
 その相手にとってはたまったものではないでしょうね。ミスをしてまずいと思っているところへ、こんなつまんない手を指すなよ、みたいな顔をされるのですから、二重にショックですよね。
 ただ、普段の羽生さんは、とても穏やかで謙虚な方です。対局後の感想戦でも、よりよい手を指摘されれば素直に同意しますし、相手を挑発したりするようなことは感じません。きっと対局中は、棋理を極めたい真剣な思いが、こんなところに表れてしまうのでしょう。
 こんな風に、高いところを目指していきたいものです。
 
プロフィール

ルーシェンカ

Author:ルーシェンカ
長野県の小海町で家具を製作しています。
家具のこと、木のこと、森のこと、その他の身の回りのことを紹介していきたいと思います。
メールアドレス atsushitakahashi@nexyzbb.ne.jp

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