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消防団ポンプ操法大会

 今日は、町の消防団のポンプ操法大会でした。
 ポンプ操法大会とは、火事のときに使用する消防ポンプの扱い方を競う大会です。
 そんなものをどうやって競うのか、という疑問が湧いてきそうですが、ポンプの扱い方、ホースの繰り出し方をいかにスムーズに行うかによって、火を消すスピードが違ってきます。
 実際の火事現場においては、ここまでのスピードを要求されることはありませんが、このために訓練したことによって、いちいち現場で迷わずにポンプを扱えるようになることは大切な意味を持っています。
 消防団は、全国の自治体すべてに存在しています。これは消防署とは別のもので、地域の住民がボランティアで参加しているものです。
 東京のような大都市にもありますが、このようなところでは、プロの消防署が地域を網羅していることや、たとえば高層ビルの火災などにおいては、アマチュアの消防団の出る幕はないので、それほど活躍の場がないといってよいでしょう。
 ところが、ここのような山村においては、まだまだ必要不可欠な存在なのです。もちろん、プロの消防署に消化技術がかなうわけもないのですが、火事のときにもっとも大切なのは、初期消火です。つまり、いかに早く現場に到着できるか、そして消火活動をいかに早くはじめられるかにかかっているので、遠くの消防署から出てくるよりも、近くにいる消防団員が早くに現場にいけるのです。
 また、このような大会のために各分団ごとに訓練が行われます。それを通じて出来る人のつながりが、共同体を作り上げる一助になっていることは間違いありません。
 ちなみに私が所属している分団の成績は、前7チーム中、6位でした。半分は強がりかもしれませんが、うちの分団は現場主義を掲げていて、大会でいい成績を収めることより、火事現場で役に立てればいいという考えです。
 うちの分団のメンバーは、確かに普段は、酒に酔って馬鹿なことばかり言っていますが、実際の火事の現場では目の色が変わって、しっかりと動ける、いざというときに頼れる連中です。
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田植え!

 今日は、田植えの日。近くの友達、私の両親、妹、私も合わせて15人も集まってくれました。来てくれた皆さん、ありがとう!
 正直なところ、始まるまでは、すごく不安で、緊張していました。みんな楽しんでくれるだろうか、また来たいといってもらえるだろうか。自分の今までの体験で、田植えが楽しいものだとは知っていましたが、それをちゃんと伝えられるだろうか、段取りの悪さだとか、自分の気づかないところで、その楽しさを台無しにしたりしないだろうか、とても怖かったです。
 今日の天気は、うす曇り。少し涼しめではありましたが、日差しがやわらかく、田植えには絶好のコンディション。
 まずはじめにかまどを設置し、お昼ご飯の米と、猪汁(!)を作る準備をし、田植えをするための基準となる紐を張って、みんなで田んぼに入ります。
 ところがそこでちょっとしたハプニングがありました。経験者が何人かいたのですが、それぞれのやり方がみんな違っていたために、みんな思い思いの方法ではじめてしまったため、なかなか前に進まず、みんなを混乱させてしまいました。
 少しの間の試行錯誤の後、結局私のやり方で統一してもらい、そこからはスムースに進むようになりました。そうすると不思議なもので、苗を植える人、苗を配る人、基準のひもを張る人と、おのずと役割分担が出来ていきます。子どもたちは、早々に飽きてしまって、あずきを追っかけたり、虫と遊んだり、泥遊びに興じたりしている子もいましたが、それも田植えの要素の一つです。
 人数が多かったので、思ったよりもはかどり、半分くらい植えたところでお茶の時間となりました。今回の準備では、私はお茶のことまで気が回らなかったのですが、なんと魔法瓶にお湯と、インスタントコーヒーを持ってきてくれた方がいました。ほかにも、お菓子や、果物の差し入れもあり、おかげで豊かなお茶の時間となりました。やっぱりみんなで何かをするというのは素晴らしい。自分の至らないところをこうやって補ってくれるのですから。
 残りの半分は、特に問題もなく、午前中にすべて終了。薪で炊いたご飯と、猪汁も上手に出来ていて、みんなで和やかにお昼を食べました。
 最後に、気功の先生のTさんが、腰痛予防の気功をみんなに教えてくれました。
 田植えそのものも楽しかったのですが、子どもたちが元気いっぱいに遊んでいたことが何よりうれしかったです。
 これから草取りや、稲刈り、収穫祭など、今年の米作りは始まったばかりです。今日来てくれた人も、来れなかった人も、次の機会はぜひおいでください。
 今日、参加してくれた皆さん、本当にいい1日でした。ありがとうございます。それから田んぼを貸してくれた地主さん、米作りのアドバイスをしてくれたYさん、軽トラックを貸してくれたKさん、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
 それから、今年、苗作りから挑戦したのですが、その苗は結局うまく育たず、農協で購入した苗を使いました。この点は反省点です。
田植え1_convert_20100529215928
 田植えの様子です.

泥遊び2_convert_20100529220129
 お兄ちゃんに泥団子をぶつけられる弟。「やめろー!」という言葉とは裏腹に楽しそう.

田植え、記念撮影1_convert_20100529220258
 最後にみんなで記念撮影。いい1日でした。

あずき、家の前で_convert_20100529220411
 最近のあずきの様子。晴れた日は、外に出すようにしました。暖かいおかげか、変な咳が少なくなりました。きみも今日は大活躍だったね。

IKTTのこと

 カンボジアのシェムリアップを拠点に、伝統の織物を作っているところがあります。
 今では300人から500人の人が働き、そこで織られる織物は、世界中から高い評価を受けています。
 そこはIKTT(クメール伝統織物研究所)といい、中心となっている方は、森本喜久男さんという日本人です。
 ご存知のように、カンボジアでは、長いあいだ内戦状態にありました。そのため、人々は織物を織るどころではありませんでした。また、機械でおられ、化学染料で染められた服がカンボジアでも当たり前のようになったためもあり、かつて産地であったところも、壊滅状態でした。
 森本さんは、このような中、ばらばらになってしまったパズルのピースを一つ一つを探し集めるようにして、伝統の染め方、織り方を研究し、技術を持っている人を探し出して、再び織ってもらうために奔走します。
 この過程については、詳しくは森本さんの著書「カンボジア絹絣の世界」を読んでいただきたいのですが、森本さんの長年の努力は、今では300人から500人の働き口を作るまでになったのです。
 また、今では織物を織るだけでなく、森林作りまでを行おうとしています。これは、伝統的な織物の染料は、かつてはすべて身近なところから取られた素材を用いていたのですが、内戦で国土が荒れてしまった今では、輸入に頼らざるを得ない染料がいくつかあり、それを自給できるようにするためには、森作りが必要ということなのですが、もっと深い意味があるように感じました。
 ここからは自分の解釈ですが、要するに自然がしっかりしていれば、安心なのです。暮らしのすべてを頼る自然があり、それを上手に利用する技術があれば、困ったときも何とかなるということなのです。
 IKTTでは、かつて日本やその他の先進国がたどったのとは違った発展の道を模索しているよう思います。そしてそれは今の日本でも必要なことと考えています。
 ただ、日本の現状を考えると、カンボジアとまったく同じ方法でうまくいくとは思えません。今の日本は、平和で豊かではあるものの、このような視点に立つとき、カンボジアと比べ物にならないほど深刻な状況といえます。
 では一体何をすればいいのか。私もいろいろ模索しています。
カンボジア絹絣の世界―アンコールの森によみがえる村 (NHKブックス)カンボジア絹絣の世界―アンコールの森によみがえる村 (NHKブックス)
(2008/01)
森本 喜久男

商品詳細を見る

カラマツの隅切盆

 今回ご紹介するのは、カラマツの隅切盆です。
 昔の根来塗りの折敷の写しです。
 オリジナルは根来塗りですが、こちらはカラマツの拭き漆仕上げ。
 カラマツを使うのは、以前、スツールを紹介したときにも書いたとおりですが、このカラマツは、間伐材ではなく、もっといい材の柾目を使用しています。
 木の板には、大きく分けて柾目材と板目材にわけられます。詳しい説明は省きますが、柾目の材のほうが狂いが少なく、見た目がすっきりとした印象を受けます。
 ただし、これだけの幅のカラマツの柾目の材はなかなかないので、幅の狭い板を何枚も張り合わせています。その接着には、膠を用いています。
 塗料や、接着剤にいたるまで、化学的に合成されたものは使っておりません。普段使いの運び盆としていかがでしょうか。大きさは、尺2寸、尺一寸、1尺の3種類あります。
カラマツ隅切盆_convert_20100523234349

あずきの近況

 ここのところ、こちらもずいぶん暖かくなりました。晴れた日の日中は、あずきを外に出してやるようにしたら、心なしか、咳が減ったようです。
 この冬から、あずきは変な湿ったような咳をするようになったのですが、獣医さんによるとこれは心臓が弱っていることから来る咳なのだそうです。
 ご飯もしっかり食べるし、元気は元気です。でも、眠っているのをみると、死んでいるのではないかと心配になり、呼吸を確認してしまいます。車の中のあずき3_convert_20100523010646

羽生名人、防衛おめでとう

 前回の記事では、あずきのことを心配するコメントや、メールをいただきました。本当にありがとうございます。今のところ、発作はあの1回だけで、何事もなかったようにすごしています。
 あの日の朝は寒かったことと、寝ているところを起こしてすぐに出かけようとしたために発作が起きてしまったのだと思われます。
 とりあえず獣医さんに言われたように、家の中に入れることと、なるべく安静にすることを実行しています。
 まだ100%安心することは出来ませんが、これからも近況をなるべく報告していきたいと思います。

 さて、今年の将棋の名人戦は、羽生名人がストレートで防衛となりました。羽生名人、おめでとうございます。
 私は、将棋は、一応指し方を知っているという程度なのですが、羽生さんという人のファンなのです。
 当然、自分の実力から言って、羽生さんの将棋の棋風などがわかるわけではなく、伝え聞いたエピソードから、すごい人だなあと思うのです。
 もしかすると、将棋の史上、最強の人かもしれないくらいの実績をすでに残しておられる方ですから、その実績だけ見ても十分すごさはわかるのですが、私が興味を引かれるのはこんなところです。
 羽生さんは、調子よく指せているときは、駒が笑って見えるのだそうです。
 いったいこの人は、将棋を指しているとき、何を見ているのでしょうね。駒が笑うって、どういうことなんでしょう?こんな風に、その世界を突き詰めていくと、そんな風に見えることがあるのでしょうか?
 それからとっても好きなのは、相手がミスをすると、不機嫌になるというところです。これは若いころの話で、今は違うのかもしれませんが、目の前の勝負だけでなく、もっともっと高いところを目指している気概が伝わってきます。
 その相手にとってはたまったものではないでしょうね。ミスをしてまずいと思っているところへ、こんなつまんない手を指すなよ、みたいな顔をされるのですから、二重にショックですよね。
 ただ、普段の羽生さんは、とても穏やかで謙虚な方です。対局後の感想戦でも、よりよい手を指摘されれば素直に同意しますし、相手を挑発したりするようなことは感じません。きっと対局中は、棋理を極めたい真剣な思いが、こんなところに表れてしまうのでしょう。
 こんな風に、高いところを目指していきたいものです。
 

あずき、倒れる

 おとといの朝のことですが、あずきが倒れました。
 田んぼの水を見に行こうと、いっしょに外に出たところ、今まで聞いたこともない声を出して、見るとひっくり返ってます。抱き上げてさすってやると、すぐに落ち着きを取り戻し、ひょこひょことぎこちない動きではありますが、歩き出しました。
 それから数分もすれば、いつもと変わらない様子になり、今も普通に見えます。
 その日は、いつもの獣医さんが出張で不在だったため、今朝、診察をしてもらいました。触診でも心雑音がわかるくらい心臓が弱っているとのことで、倒れたのもたぶん、心臓発作だろうということでした。
 あずきは、捨て犬で、別の人に拾われたのですが、そこで飼っていた犬と折り合いが悪く、私がもらうことになったのです。私が飼うようになってからもう6年くらいになりますが、その当時から結構な年寄りだと思っていたので、今は何歳くらいなのでしょう。考えてみれば、あずきがどこの誰かも知りません。
 診察が終わったときに獣医さんが、あずきは以前に比べれば本当に変わったよなあ。癒された感じがするよ。と言ってくれたことがうれしいです。はじめはもっと臆病で、どこか人の様子をうかがうようなところがありました。
 でも今は、まったく知らない人手さえ、かわいい犬ですね、とわざわざ言ってくれることもあるし、おとなしくて、小さいから、子供に大人気です。犬嫌いだった子供が、あずきに会いたいといって、うちを訪ねてきてくれたこともあります。あずきのおかげで、自分のことをおぼえてくれることもたくさんあるのです。
 そろそろ寿命が近づいてきていることを覚悟しなくてはならないのかもしれませんが、出来るだけ長生きしてもらいたいものです。あずき_convert_20100518221448

代かき&田植えの告知

 今日は田んぼの代かきをしました。代かきとは、田んぼに水を入れて耕すことです。これを行うことで、田んぼの土が水平にならされ、泥の粒子が土の間に入り込むことで、水が漏れにくい田んぼになるのだそうです。
 今日は、地主さんの息子さんである、たかおさんもいっしょに作業をしてくれました。たかおさんは、消防団で同じ分団に入っています。そのご縁で、この田んぼを貸してくれるお話を持ってきてくれたのです。
 たかおさん_convert_20100515193506

 代かき前の田んぼはこんな感じです。
代掻き前_convert_20100515193657
 
 主にたかおさんが耕耘機を動かし、自分は水路の草刈などをしました。耕運機の調子がいまいちで、途中、何度かエンストしましたが、無事に終了。
 いつも一人で作業をしているので、いっしょに作業をしてくれる人がいると、がぜんやる気が出ます。たかおさん、ありがとう。
 代かき後はこんな感じです。田んぼらしくなりました。
代掻き後_convert_20100515193829
 
 あずきも元気です。やっぱり外は気持ちがよさそうです。
田んぼのあずき_convert_20100515193947

 それから田植えの告知をします。手で植えるつもりなので、たくさんの人にきてほしいのです。
 5月29日(土) 9時ごろより 場所は、長野県の小海町です。
 このブログは、始まって日も浅く、おそらくほとんどの読者は私の顔見知りと思われます(笑)。
 それほど大きなイベントでもありませんので、今のところ、何時にどこに集合、ということは決めておりません。
 もし来たいという方は、atsushi@ytg.janis.or.jp (高橋)までお早めにご連絡ください。
 お子さん連れ大歓迎です。田植えをして、みんなで一緒にご飯を作って食べましょう!

カラマツのスツール

 過去の作品第2弾!
 今回はカラマツのスツールです。
スツール3_convert_20100513220024
 たてよこが違っていますが、直し方がわからなくて・・・。すいません(笑)。
 材料はカラマツの間伐材です。
 カラマツは、この東信地域でもっとも植林されている木です。
 戦後、人の暮らしは大きく変わりました。その中でも山との関わりで最も大きいと思われるのは、燃料を薪や炭ではなく、ガスや石油を使うようになったことです。
 私の住んでいるようないわゆる山村では、かつて、人のすむすぐ裏の山は、薪を取るための山が広がっていました。当時の航空写真や、古い地図を見ると、山にはそれほど木が生えていないことがわかります。Dr.スランプという漫画には、顔が書いてある山が出てきますが、あの山には木が数本しか書いてありません。たぶん、鳥山さんは、昔の山の様子を思い出して書かれたのだと思います。
 それはさておき、昔は、今と比べ物にならないほど暮らしを山に依存していましたので、昔のほうが、今より山に木が少なかったのです。ところがガスや石油を使う暮らしが普及していくと、薪炭林は無用のものになってしまいました。
 おりしも戦争が終わって、復員してきた人たちが村にあふれていました。彼らに仕事を作るという意味もあって、「山を緑に」というスローガンのもと、大規模な植林事業が始まります。
 そのときにこの地域で選ばれたのがカラマツです。このような寒冷地でも育ち、しかも成長が早いので、早く収入になるだろうという見込みがありました。はじめは、ある程度育ったら、電柱に使うつもりだったようです。
 ところがその後、カラマツには不運なことが続きます。電柱には、コンクリートが使われるようになり、木材も安い輸入材が入ってきました。山の木は育ってきているのに、切っても使い道がないのでは、収入になりません。そのために、手入れの必要な山が放置されていく・・・。山が荒れているいう言葉の裏にあるのは、かいつまんで言うとこんなことです。
 このスツールは、何とか間伐材の使い道を示したい、という思いがあって作ったのですが、その難しさを思い知らされたものでもあります。
 元々カラマツで家具を作るということはあまりなく、ましてや間伐材を使う、ということがありえないはなしなのです。若い木は人間と一緒で暴れたいものですし、老木のようなしっかりとした風格がありません。暴れのほうは、人工乾燥技術の発達のおかげでかなり押さえられるのですが、どうしても安っぽく見えてしまいます。
 私のような「手作り」みたいなことを追及したい作家にとっては、安く作るというのがもっとも難しいことです。そのため、値段は高いのに、安っぽいという、売り物としてはまったく困ったものとなってしまいました。
 今後の大きな課題です。

苗の育ちが悪いのです

 苗の状態が余りよくありません。芽はずいぶん前に出たので、順調だなあ、などと安心していたのですが、気がつくともみがらが苗箱の上に散らばっています。
 それもはじめのうち、ふうん、なんて感じで見てました。それがすずめの仕業で、籾を食べた後だと気づくのに数日。それが重大なことだと認識するのにさらに数日。あーあ、シロウトはこれだから、という声が聞こえてきそうです。
 それで慌てて寒冷紗という芽の細かい網のようなもので覆って、鳥が入ってこれないようにしたり、あまっていた籾をまきなおしてみたりしたのですが、どうも成長がよくないようです。
 ここのところ、雨が降ったり、気温が低いせいでしょうか。ちょっと心配です。

御柱

 昨日、今日と、近くにある松原湖の諏方神社で、御柱のお祭りがありました。
 御柱は、皆さんご存知のように、記録に現れるお祭りの中では最も古くからあるもので、7年に1度(数えの年なので、普通に数えると6年に1度)おこなわれるものです。諏訪市の上社、下社のお祭りは有名ですよね。
 このお祭りがどれほど古いのかは、定かではありませんが、古事記の神代編にすでに諏訪のことが出てきます。
 それは、天照大神の遣わした建御雷神と、大国主神の子の建御名方神が、力比べをして、建御名方神が、科野の国の州波の海(諏訪湖のこと)で降参したというところです。
 このことから、諏訪近辺にいた豪族が、天皇家の祖先の一族と戦って負けたと考えられますが、上社のほうに建御名方神、下社に建御雷神が祭られていることから、それほど大きな力の差があったわけではなく、土地の文化や、自治権のようなものが保たれるくらいの差であったのではないかと想像されます。
 また、この諏訪にいたと考えられる豪族は、縄文文化の担い手だったのではないかと考えられるのです。それは、この地方に縄文時代の遺跡がたくさん見られることと、黒曜石の鉱山があり、ここから撮られた黒曜石の道具が、全国の縄文時代の遺跡から発掘されているからです。このことから、諏訪は縄文文化の一大中心地であったと見られるのです。
 また、大きな丸太を立てて、それを御神体とする、という信仰のありようも、非常にプリミティブなものが感じられ、もしかしたら、御柱のお祭りとは、縄文時代からずっと続けられてきたものではないか、と私は想像しています。
 
 さて、こちらの松原湖の御柱、私は、消防団のラッパ隊の一員として参加しました。木遣りという、掛け声がかかると、突撃ラッパを私たちが吹きます。それに合わせてほかの消防団員たちが、御柱を引っ張って進みます。
 途中、松原湖の湖畔の道を進むのですが、道のすぐ下まで湖が迫っているところがあって、そこで人が湖に落ちるのがお約束です。今年も何人かが落ちました。はじめはみんな嫌がるそぶりを見せているのですが、一人が落ちると次々に落ちてゆき、それに従って、祭りも盛り上がっていきます。
 振舞い酒を飲みながら、引っ張っては休み、休んでは引っ張りながら、ゆっくりと祭りは進行します。最後に神社のかたわらに作られたやぐらのところで、御柱を立てて、今回も無事終了。ほかのところでは死者やけが人が出たようですが、ここではそういうこともありませんでした。
 今回、致命的なことにカメラを忘れてしまいました。よって写真はなし。もし、知り合いに分けてもらうことが出来たら、後ほどアップします。

四方棚

 えー。たまには、自分の作品の紹介を。
 ということで、第一弾は、四方棚です。
 これは李朝家具といわれている、要するにクラシックな朝鮮の家具の写しであります。
 李朝とは、歴史の教科書に出てくる、李氏朝鮮という、過去の朝鮮の王朝のことで、最近の歴史学では朝鮮王朝というほうが正しいらしいです。まあ、とにかくその時代に作られた家具のことを李朝家具といっています。
 この、朝鮮王朝時代は、儒教が国家のイデオロギーとして定められていました。、今でも韓国の人たちは、目上の人に対する礼儀作法が日本人から見ても相当厳しいように見えますが、そういう習慣はこのころからはぐくまれたものであるわけです。
 それと科挙の制度によって、出世の度合いが決まる時代でしたので(今の日本も似たところがありますね)、学問(=儒教)が非常に盛んだったと考えられます。
 この四方棚は、このような科挙を受験するような家柄の文人たちの部屋で使われた家具であったようです。インテリであり、エリートであった彼らのモットーは、「寂静」といわれています。これは、芸術新潮の1988年7月号の記事によると、「きらびやかさ、華やかさを極力排し、慎み深く生きるということ」だそうです。四方棚もそういう彼らの生き方にふさわしく、簡素なものです。
 四方棚3_convert_20100508012109


 大きさは、幅42センチ、奥行き30センチ、高さ75.5センチ、カラマツ材の拭き漆仕上げです。
 飾り棚として、花瓶を載せたりするのにいかがですか。

草刈

 今日は、夕方から田んぼの畦草を刈りました。こちらもずいぶん暖かくなり、半そででも寒くないくらいなのですが、長靴に雨合羽の上下といういでたちで作業をします。これは、別に雨が降っている中で作業をしたからではなく、刈払い機を使うと、草の切れ端が飛んできて、服にこびりついてしまうためです。
 この季節は、まだそれほど草の丈は高くないのですが、油断は禁物。ある時点から急激に伸びるので、早めに刈っておいたほうがいいのです。格言でも「上農は草を見ずして草を取る」というらしいです。もっともこれは、畑の中に生える雑草のことですが。
 畦草は、ほったらかしておくと、草の根が伸びて、土がやわらかくなり、土手を崩す原因になるのだそうです。米作りをすることの中には、こんなことも含まれているのです。
 苗代の中の苗は、芽がやっと出てきたところです。まだ小さいので、写真をとってもわからないと思います。もう少し大きくなったら、アップします。

ホールインワン!

 昨日の晩から、大学時代の友人が、彼女を連れて泊まりに来てくれました。彼と会うのは、本当に何年ぶりかですが、昔よりも落ち着いた感じはあるものの、変わっていないので、あまり懐かしいという感じもしなかったです。
 彼女は、とても美人で、いい人でした。なんといっても、このむさくるしい家にいやな顔ひとつせず、楽しんでいってくれたことが私はうれしい。うちの特製の味噌を使った味噌汁も気に入ってくれたし、米作りにも興味を持ってくれたし、田植えにも来てくれないかなー。
 しかも何とびっくりしたのが、彼女はベルギー人ということ。友達はそんなこと一言も言ってなかったし、顔つきも髪の毛の色も日本人ぽかったので、まったくわかりませんでした。自分は、外国の人と話すのも久しぶりだったので、ついいろいろと根掘り葉掘り聞いてしまいました。昨日の晩は、3人で楽しく酒が飲めたね。
 そして、今日は、なぜか3人でマレットゴルフをして遊びました。マレットゴルフとは、要するにゲートボールのスティックと玉を使った、ミニゴルフです。友達がやろう、と言い出したときは、「なぜ?」と思いましたが、やってみるとこれがなかなか面白い。はじめのホールでバーディーをいきなり取ったときは、こんなのはちょろい、と思ったのですが、当然のことながら世の中はそんなに甘くなく、その後はダブルボギーやトリプルボギーと、大たたきの連続でした。
 しかし、残り3ホールくらいとなったところで、なんとホールインワン!こんなこともあるんですね。狙っても絶対出来ません。スコアはともかく、今日はこれで満足です。
 その後、うちに戻って、そうめんを作って、庭に板切れで即席のテーブルを作って、みんなで食べました。新緑の季節、寒くもなく、熱くもない中で、最高のご飯でした。またやりたいね。
庭のさくら
 こちらもやっと桜が満開です。
プロフィール

ルーシェンカ

Author:ルーシェンカ
長野県の小海町で家具を製作しています。
家具のこと、木のこと、森のこと、その他の身の回りのことを紹介していきたいと思います。
メールアドレス atsushitakahashi@nexyzbb.ne.jp

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