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田島隆夫さんの織物、など

 日本民藝館展で、同時に展示されている、田島隆夫さんの織物。
 織については門外漢でありますので、正直に言うと、何がそんなにすごいのかわからないのですが、この人の織物は、あの白洲正子さんの文章にもたびたび登場して、絶賛されています。
 私も、白洲さんの文章を読んだことが、この人のことを知るきっかけでした。それ以来、ずっと実物を見たいと思っていたのですが、やっとこの展示を見ることでかないました。
 白洲さんによると、田島さんの織は、地機、またはいざり機という、一般的な高機よりも原始的な機を用いて織っています。普通の高機では、縦糸の張具合はあらかじめ決められてしまうのに対し、地機では自分の腰で縦糸を引っ張るので、張具合を自在に変えることができます。それゆえ、糸をいたわりながら織ることができるのだそうです。
 また、田島さんが使っていた糸は、養蚕農家が、くず繭で自家用の布を織るためにつむいだ糸で、太さが不均一で、使うにはとても大変なものだったと想像できます。ただ、このような糸は、つむいだ糸をそのまま枷にかけることはしていないので、糸が自由に呼吸することができるのだそうです。糸が生きている、ということでしょうか。
 このような糸をいたわりながら織った田島さんの布は、とても着心地がいいのだそうで、白洲さんは、織りあがった田島さんの布を手放さなかったという話も聞きました。
 残念ながら、今度の展示では、当たり前ですが手に触れることはできず、よくわかりませんでしたが、こんな風にものづくりをしたいものです。
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ルーシェンカ

Author:ルーシェンカ
長野県の小海町で家具を製作しています。
家具のこと、木のこと、森のこと、その他の身の回りのことを紹介していきたいと思います。
メールアドレス atsushitakahashi@nexyzbb.ne.jp

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