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木の皿 続き


 木でお皿を作ろうと思ったもうひとつの理由。
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 自分たちが一般的に使う木材は、広葉樹材です。そしてそれは、とても太く、まっすぐで、節のないものでなくては、大きな家具を作ることはできません。
 そういうことを気にしなくてもいいよとおっしゃる方もいますが、曲がった材料を無理やりまっすぐにして使うと、強度が落ちますし、狂いやすくなります。節についても、小さなものに関しては見た目だけの問題で、かえって木らしさが出てよいと思う方もいるでしょう。でも大きなものになると、やはりそこで狂いやすくなるのです。
 柱と梁を直行させて構造を作る建築物の場合は、木の狂う方向を見定めて、狂いを相殺するように組み合わせるということも聞きますが(今、そこまでできる人がどれほどいるか)、幅広の板を組み合わせて作る家具には、やはり狂いの出ない、おとなしい木が必要です。
 そして、今はそういった広葉樹の木が、日本ではほとんど枯渇しています。
IMG_0330_convert_20140901212433.jpg
 そのため、外国の原生林から切り出された木をつかわざるを得ません。例えば、上の写真はブラックウォールナットといって、アメリカのクルミです。
 そういうあり方を何とか変えたいと思い、今までいろんな挑戦をしてきました。たとえば、カラマツで家具を作ることなどです。
http://yuzuriha472.blog121.fc2.com/blog-entry-10.html

http://yuzuriha472.blog121.fc2.com/blog-entry-21.html

http://yuzuriha472.blog121.fc2.com/blog-entry-313.html

 これらの経験を通して、一般的にいわれているほど、カラマツは使えない木ではないと思いましたが、家具に最高に向いている木でもないという風にも感じています。

IMG_0333_convert_20140901212502.jpg
 そこでこういったお皿のような小物ならば、このあたりで取れる広葉樹でも作れるのではないかと思った次第です。ここに載せた写真のものは、残念ながらそういった木を使ったものではありませんが、だんだんとそういうものを増やしていきたいと思います。それにやってみて、改めてこういう小物作りが好きなんだと思ったところもあります。
 使い手と地元の森林を結んでいく。木工をはじめたときからの大きな目標をかなえることができるかもしれない。いや、していかないと(汗)

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ルーシェンカ

Author:ルーシェンカ
長野県の小海町で家具を製作しています。
家具のこと、木のこと、森のこと、その他の身の回りのことを紹介していきたいと思います。
メールアドレス atsushitakahashi@nexyzbb.ne.jp

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