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後藤健二さんについて

 イスラム国に捕まっていた後藤健二さんが殺害されたらしいことは、ご存知のことだと思います。
 自分は面識があるわけではないし、お名前を知ったのも、イスラム国に捕まったときからです。
 当然、何も知らないに等しいですが、この数日、彼の安否が気になって仕方がなかったです。そして、なんとなくですが、彼は助かるだろうと思い込んでいました。
 それは、彼のジャーナリストとしてのスタンスからです。戦地における、子どもたちなど、世界に向けて声を発する手段を持たない、弱い立場にある人たちの状況を私たちに伝えてくれていた人だったからです。こういうところから、平和への思いが伝わってくるし、そういう人をまさか殺すことはないだろうと高をくくっていたのです。
 そして、彼の今回のイスラム国入国の目的が、先日同様に殺害されたと見られる、湯川遥菜さんを救出しようとしたことだと聞いていたからです。このことについては、なぜそんな無謀なことをしたのだろう、という疑問が残りますが、彼にとってはどうしてもしなければいけないことだったのでしょう。湯川さんがイスラム国に捕まってしまったことに対して責任を感じていたという報道もあります。おそらくベテランのジャーナリストとして、本能的に守っていた安全と危険の境を越えてしまったとおもわれます。
 この行動に関して批判をする人たちもいるようですが、自分にはどうしてもそういう気持ちにはなれません。無謀ではあると思いますが、他人のために勇気を持って行動した、高貴な方だと思います。そういう人を天が見捨てるはずがない、と信じ込んでいました。
 自分は、イスラム国に対して、同情的に思っていました。パレスチナや、イラクでのことを聞くにつけ、このような過激な人たちが現れるのも、無理からぬことだろうと思っていました。しかし、今回のことを見るとどうでしょう。やはり、ただの血に飢えた、人殺しの集団といわざるを得ません。
 今の日本が、今までの平和主義を捨て、アメリカやイスラエルなどと歩調を合わせて「十字軍」に参加したためだといっていますが、彼のやってきたことは、そのような国の政策から最も離れたものであり、彼が犠牲になるいわれはないからです。
 それからやはり、日本の首相、あなたのせいで彼が犠牲になったといっていい。彼ら二人が人質になっていることを知りながら、親米のアラブ各国にイスラム国と戦うために2億ドルを援助するといったことは事実で、それがために彼らは全世界の目の前に出てきてしまった。日刊ゲンダイの記事によれば、それからイスラム国と直接、接触も交渉もしていないという。これが本当なら、彼らを助ける気があったのかも疑わしい。もしかしたら、後藤さんはそういう国の態度を感じていたから、あのような無謀な行為に出たのではないだろうか。
 そしてもうひとつ、後藤さんが犠牲になって、そういった今までの軽率な言動を反省しているのかと思いきや、逆にこういった場合に自衛隊を海外に派遣できるように法律を変えようとしているという。はじめからそのつもりで、彼らを見殺しにしたのではなかろうか。
 後藤さんは、今回のことで日本を発つ前に、どんなことがあっても自分の責任。シリアの人たちを責めないでほしい。と言い残していったという。だとすれば、彼の遺志とまったく逆ではないか。彼のことを利用しないでほしい。彼の遺志を尊重してほしい。覚悟の上とはいえ、こんな死に方をするべき人ではなかったはずだから、せめて。
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ルーシェンカ

Author:ルーシェンカ
長野県の小海町で家具を製作しています。
家具のこと、木のこと、森のこと、その他の身の回りのことを紹介していきたいと思います。
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